2015/12/17 ~白ネギの収穫作業その1~

2015-12-17

最近ブログをサボりがちですが、圃場の関係でそろそろ秋冬野菜も終わりを迎えそうで、ネタが少ないのが現状でして(^_^;)

取り敢えずと言ってはなんですが、まだお見せしていなかった「ネギの収穫作業」に参りたいと思います!

まず、ネギの圃場はこんな感じになっています!

s-02圃場初期

一部、病気により欠損しているところもありますが、概ねきれいに成育してくれたと思います! とは言え、白ネギの場合大事なのはう軟白部(白い部分)の長さです。それの目安にするためにボールを目印にしていましたが、そのポールの部分を掘ってみるとこんな感じになっています。

s-DSC04187

10㎝間隔でマスキングテープにより目盛を入れていまして、一番上が40cmになります。軟白部の長さは30㎝以上が原則ですが、これだけしっかり軟白が出ていれば十分です! ということで掘り出し開始!

s-03掘り出し中

別にクワで掘り出す訳ではありません。先にクワでしっかりと土を削り、かつ根を切っておこうという作戦です。この作業はスコップでもOKで、個人の好みと作業性でしょうか。(写真を載せておいてナンですが、社長はどちらかと言えばスコップ作業の方が楽でいいかと思います。)
で、大体土がほぐれたら、抜きます!

s-03-1抜いたネギ

社長はこんな風に、まとめて抜いてその場に並べいきます。一見、結構な量に見えますが、最終的にはこれでも5~6箱分くらいにしかなりません。

で、さらにここで根を切っておきます!

s-03-2根のカット
ちょっと蛇足になりますが、ネギは非常に保存の利く野菜です! 冬場なら圃場にいつまでも置いておけるのも勿論ですが、抜いても根が残った状態で光を遮っていれば1週間くらいは全く問題ありません! 例えば、関西でネギと言えば鳥取が大生産地になるんですが、鳥取は日本海側なので冬はそこそこの豪雪地帯になります。それでも安定してネギを出荷出来るのは、まとめて抜いてストックしておき、多少雪が積もって掘り出しが出来ない場合はストック分から出して行くという方法が使えるからです!
ということで、保存を考えれば根は残しておいた方が良いんですが、あいにくと社長はそんな保存・保管をしておくような場所を持ち合わせていませんので、収穫した分は即調整・出荷でして! 根はここで切っておいた方が楽(ゴミ捨ての手間とか輸送時の重さとか)なんです!

と言い訳を一通り書いた所で、本日はここまでです!(^_^;)