2015/05/20 ~枝豆の特殊作業 その2~
先日に引き続き、枝豆の特殊作業をご紹介したいと思います!
根が出た状態で光を当てて緑化しました。これに、今度は不織布無しでそのまま土をかけます。
そのまま、5~6日待てば、今度は普通に発芽してくれます。
さて、ここからが本番です! まず、苗を引っこ抜きます!
根は軽く洗っています。この、まな板の鯉状態から、まずは根を切断します!
オーマイガーッ!(;´Д`) 引き続き、今度は出たばかりの本葉も切断です!
ギャー!!(;´Д`) 結果、こんな状態になります!
なんと哀れな…。この、根と本葉をぶった切られた苗を、ポットに移植します。差し込むだけです。
枝豆は、基本2つセットで栽培するので1ポットに2つ埋めて完了です!
以上を、「断根」、「摘芯」と言います! 枝豆は、茎が土に接していれば茎からも根が出て来る少々特殊な植物です。これにより、根を逆に増やして栄養の吸収効率を高めようというのが「断根」。さらに、本葉を切断することで側葉をメインで育て、実の付きを良くするのが「摘芯」です。肥料は更に食うようになりますが、通常の培程度の収穫が出来る(らしい)という非常に画期的な方法です!
因みに摘芯は、断根をしたときに根の再生に集中出来るように本葉の成長を止める、という目的もあります。実際、今回この作業のタイミングが遅れて摘芯が出来なかった場合のものもあったんですが、摘芯した場合に比べて逆に成長が非常に遅く、1週間の差とは思えない程度の差しか表れませんでした。
(左が摘芯しなかったもの、右が摘芯までした1週間遅れのものです。)実際、摘芯した方は当然ながら側葉が成長していますが、摘芯しなかった方は側葉はほとんど成長していませんでした。この2種類は、既に畑(レイヨン)に定植済みです。
昨年と同じく、トウモロコシのコンパニオンプランツとして間に植える形にしています。 どちらが収量が多くなるか、結果が出るのは2ヶ月以上先の話ですが、楽しみですね!(^O^)
以上、長くなりましたが、枝豆の断根・摘芯のご紹介でした!
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