2015/03/19 ~人参播種~
今回の栽培記録は、人参の播種になります!
人参は、誰もが「難しい」という作物の一つです。なかなか発芽しない、形が揃わない、割れが起こりやすい、砂地を好む…等々、ちゃんとした商品にならないことが多いというのが理由です。(それもあってか、昔は「畑のダイヤモンド」というくらいに利益率は高い作物だったようですが…) 社長も、去年の夏に実験的に10坪分くらい植えまして、人参が難しいと言われる所以を理解することは出来ました。特に「芽だし」は、「芽だし半分」と人参に言わしめるくらい難易度が高く、発芽を揃えるには至りませんでした。まぁ、味は非常に良かったので、家庭内では満足だったんですが(^_^;)
ともかくも、そういった反省点を踏まえつつ、今回はイチハチの一区画(約1.5畝)を使い、去年よりは規模を広げて挑戦してみることにしました!
こちらが、準備しましたスペースです。
肥料(もちろん、いわゆる有機質の肥料です)を投入して…
耕起後に畝立てます。(またしても撮った積もりの写真がなく、これは後日雨上がりに撮影したものです(^_^;) )
今回も、種はこちら「向陽2号」をチョイスしました。
この品種、何が良いかと言いますと、成長しても上に伸びることが無く下に進んでいくところです。人参は普通、成長するに従い上に出て来るんですが、そうすると日光に当たって「緑化現象」(首の部分が緑色になる)を発生させます。上に出ないと言うことは緑化しないので、後の土寄せ作業が必要無い、という大きなメリットがあります! しかし、「陽に向かう」という名前なのに、実際は地面に向かうんですから、ちょっと皮肉な話ですね(^_^;)
あと、今回はしっかりと「鎮圧」を行っています! 人参は特に発芽率が悪いんですが、これは種がしっかり土と密着していない状態になるのも原因の一つです。従い、少々乱暴にも思えますが、種を撒いた所を歩いていきます!
結果、しっかりと足跡が残ります。
これくらいでちょうど良いんです!(人参のプロ農家の方は、芽が出るまでは朝一で毎日これをするそうです。)
今回は、取り敢えず半分播種しましたが、無事に発芽してくれることを祈ります!(^O^)
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