2015/11/27 ~エンドウの片付け~

2015-11-27

通常、スナックエンドウは秋に播種して越冬した物を春に収穫するという形で進めますが(地域によってはビニールハウスで栽培して秋から春にかけてとり続けるということをしますが)、今回は夏に種蒔きして秋に収穫するという、「夏蒔きエンドウ」を栽培していました!

しかしながら、元々暖かい時期に成育が旺盛な植物ですので、寒さが日増しに強くなるこの時期は急激に樹勢が衰えます。見た目の成育は変わらなくても、実付きが悪くなるんです! 春なら毎日とり続けないと直ぐに規格オーバーになりますが、この時期は2~3日置いておいても中々太りません! そうこうしているうちに、本当に太らなくなって、更に九州産のが出て来て単価が落ちて…と余りうまみも無くなって来たので、ここらで撤収することにしました!

最終的には、こんな感じでした!

s-01エンドウ解体前

大きい木は大きいですが、枯れが発生しているのも多く、少々ばらつきが大きいような感じがします。害虫や病気の影響もあったかと思いますが、一番の影響は今となっては水はけだったような気がしています。これについては、次回への反省ということで…

また、実の方は(最後は1週間放置していたので)そこそこ大きくはなっているんですが、大きくなるまで時間が掛かりすぎているせいもあり、傷やら染みやらが出やすくなっていました。

s-02-1最終のエンドウ(傷有り)

あとは、こんな病気も来始めていました。

s-02-2うどん粉蔓延

葉っぱは本来きれいな緑一色なんですが、こういう風に粉をまぶしたような状態になる病気、すなわち「うどんこ病」です! 農協の指導員の先生にお聞きしたところ、「やっぱり収穫が終わるかというような収量が落ちだしたとき、つまり樹勢が落ち出すとうどん粉は来る」ということで。逆に言えば、もう収穫が収量するときに来る分にはうどん粉は全く問題はありませんから良し、です!

それはともかく、まずはツタを這わせているネットの上部部分だけ切り離します。これはハサミでチョキチョキと…

s-03-2糸のトップをカット

続いて支柱を抜きます。この時点で、自重を支えられなくなって全部倒れてしまいます(^_^;)

s-04崩れたエンドウ

最終的には、これを引っこ抜いて焼くところまでするんですが、これは乾かしてからの話になりますのでまた後日に行うということで、今回エンドウの終了報告でした!