2014/08/20 ~冬採り人参の播種~

2014-08-20

本日は、家庭菜園用の人参の橎種を実施です!(^O^) 何故家庭菜園用かと言いますと、今回はこの空いたスペースを使うからです!

s-01-1作業前

ちょっと分かりにくいのでアップに。

s-01-2作業前アップ

この空いたスペースは、元々青ズッキーニがあり、手前はまだ実を付け続けている黄色ズッキーニになります。青ズッキーニの方は二度の台風の影響で幹が折れてしまいましたのでやむなく回収し、空いたスペースが勿体ないので人参を植えることにした次第です! 因みに、現在収穫中のナス・ピーマンについては、まだしばらくは収穫が続けられるため、9月一杯はこのまま続けようと思っています。(プロ農家の方であれば、10月一杯までは収穫されるそうです。)

ということで播種(はしゅ:種蒔きのこと)開始ですが、今回はズッキーニで使っていたマルチをそのまま流用することにします! 人参は本来は「筋蒔き」という方法を取るんですが、まだ暑くて雑草が生い茂る時期でもありますし、今回はマルチにて雑草を押さえたまま成育させみることにした次第です。まず、移植ゴテ(要は手持ちのスコップ)で小さく穴を開けていきます。

s-01-5穴開け

種の袋によると、間隔は8~12㎝ということで、今回は10㎝を株間としました。(この移植ゴテには10㎝までは目盛が付いています!)

s-01-4穴開け位置計測

で、計75個くらいの穴を準備しました!

s-01-6穴開け完了

真ん中の大きい穴は、ズッキーニの名残ですね(^_^;)

そして、条間は30㎝有れば十分なので、今回は3条蒔きで。ここに種を蒔きます。一穴当たりの種投入は3粒です。

s-01-8人参播種

因みに、この種は「ペレット種子」という、周りをタンパク質でコーティングしてある種です。本来、人参の種は1~2㎜という小ささであり、作業性の改善、発芽の向上のためこういう種子も販売されています。

少し話が逸れましたが、播種した種の上に薄く土をかけます。以前も書いたような気がしますが、人参は「好光性(こうこうせい)種子」という、発芽には光があった方が良いというタイプですので、土はほんのちょっとだけかける程度です。

s-01-12土掛け

更にしっかりと鎮圧(ちんあつ:押さえつけること)をします。人参は、「芽だし半分」というくらい発芽が難しい作物です。これは種が非常に小さく自身の中に水分を持たないため、水分が切れると発芽出来ないというのがその理由のようです。この鎮圧により、土と種がしっかりと密着して種の乾燥を防ぎ発芽を促す、という寸法です。(ペレット種子を使っている関係で、ちょっと事情は違う気がしますが。)

s-01-13鎮圧

その上に、乾燥防止用の籾殻を蒔き…

s-01-15籾殻かけ

たっぷり水を与えて…

s-01-17水やり

完成です!(^O^)

s-01-18完成

最近、日照時間が短くて乾燥しにくいとはいっても、まだまだ暑い時期なので油断大敵です!(実際、作業の1時間後にはもう籾殻が乾いていました(>_<) )

今回は、久々にブログのことを意識しながら作業していたので結構なボリュームになりました(^_^;) さて、これで冬の間の人参が賄えればラッキーですね!(^O^)