2014/05/22 ~水源確保!?~

2014-05-22

本日のネタは、久々の家修繕系です!多分!

さて、社長(改)が今栽培させてもらっている畑は、集落の一番下(しも)にあります。そのため、水やり用の水源は確保しようと思えば確保出来るんですが、この地域は田んぼの植え付けが6月中旬くらいとかなり遅く、それまでは用水路にほとんど水が流れません。今のところはまだ苗も小さい為、時折降る雨を流用して(強引に雨水タンクに引き込んで溜めて)凌いでいます。

ただ、この方法では一回につき最大でも400リットルくらいしか確保出来ませんし、現時点でも1日で100~150リットルは使うことを考えると、本格的に水が必要な時期になったときに少々きつくなるのでは?と思っていました。

そんな折、発見したのがこちら!

s-07-1井戸

ちょっと汚くて分かりにくいですが…

s-04-2井戸

正真正銘の井戸です!(^O^) いや、井戸自体は引っ越したときからあるのを知っていたんですが、「涸れ井戸なんだろう」と勝手に思い込んでいまして(^_^;) 改めて調べたところ、水面まで約2.5m、水深約1mと、底の方では砂に当たるような感触はあるものの、非常にしっかりした井戸でした! こんなに浅い井戸があるんだったら、そりゃ地面は湿気が凄いわけです(^_^;)

そんな訳で、このまさに渡りに船な井戸水を 早速使うことにしました!(^O^) 準備しましたのはこちら!

s-09-1ポンプ本体

はっきり書いていますが、家庭用井戸水ポンプです! 因みに上のカバーを取るとこんな感じです。

s-09-3ポンプ内部

下がタンクで、上がポンプやセンサ関係といったところでしょうか。さて、これを早速取り付けを…と思ったら、取説にこんな風な記載が。

「砂を巻き上げる井戸では羽根車が故障する可能性があります」

とな!? めっちゃ砂がある感じがするんですけど!?(;´Д`) しかし、ここで慌てる社長(改)ではありません!  早速調べて、追加でこんなものを準備しました!

s-02-1砂取り器

「砂取器(すなとりき)」です! 中にステンレスのメッシュが入っていて、そこを通すことでポンプへの砂の流入を防ぎます! これを使い、今度こそ取り付け開始です!

s-06-3井戸ポンプと砂取器

このポンプ、吸い上げは8mまで対応している一方、吐き出しは4mまでしか揚水(水を持ち上げること)が出来ません。水平方向10m送るのには高さを1m上げるのに等しい性能、ということでしたので、なるべく設置点を高く上げた方が良いと思い、最初から井戸の縁の部分とポンプのグランドレベルをコンクリートブロックで合わせておきました。ポンプの吸い込み口の前に、砂取器を取り付けましたが、それとは別に井戸に入れたパイプの先には「ストレーナ」というゴミを吸い込まないようにする部品を付けています。(ポンプに添付)

s-06-6ストレーナ

また、メンテナンス性を考慮して、直ぐ近くにボールバルブ(コック)を準備しました。

s-06-2追加コック

一方、外(裏庭部分)には蛇口を設けてました。今回準備しましたポンプは、圧力の低下を感知して自動で吸い上げをするタイプですので、蛇口側には特に手を加える必要がありません。簡単です!(^O^)

s-06-1蛇口部分

家の中の配管工事等で、塩ビ管を使っての配管作業には十分に慣れていましたので、配管作業はサクサクです! 全部終わった段階で、早速の試験運転。これは、「呼び水タンク」というところに水を入れて上げる必要あります。

s-06-7注水口

s-06-8注水口に水

その名の通り、ポンプや内部配管部分の空気を抜いて最初の水があげられるようにするためのものかと思います。 ということで、試運転開始です!

s-06-9砂取り器に流れる

水が出てくるまでに2分ほど掛かりましたが、出始めると結構な勢いで水が上がってきます! で、蛇口の方はと言いますと…

s-06-10水出る

こちらも結構な勢いで水が出てきました! 成功です! 水そのものもかなりきれいですし、思ったよりも砂取器に水が溜まっていませんので、思った以上に良好な水源のようです!(^O^)

これでようやく、長らく気になっていた水源の確保が出来ました。でも、ここまでやっておいて、万一あっさり井戸が干上がったりしたらショックデスよね(^_^;)