2014/05/14 ~ナス定植のお手伝い~

2014-05-14

今回は、お知り合いのナス農家さんの方のお手伝いに行って参りました!

s-04-1ナス畑全景'

こちらの圃場の方は、定年後に神戸から岡山に引っ越されて、農業一本で生活が出来るように「必死のパッチ」(本人談)でやっておられます。社長(仮)も度々お邪魔して勉強させて頂いており、今回で4回目です。まだ2年目とのことですが、就農される前にナスの研修を受けておられたそうで、初年度の昨年は地域の平均収量を上回る結果を出しておられたとのこと。今年初めてナスの栽培をする社長(仮)も、管理や収穫等の勉強をさせて頂くべく、手伝いのご要請を快諾した次第です!

今回は、定植の勉強をさせて頂きました。全570株の定植のうち、50株ほどやらせて頂いています。定植のポイントとしては、①花芽が畝に対して直角になるようにすること、②根を先にほぐしてあげること、③ポットの土と圃場の土がしっかり密着するように鎮圧すること、の3点でした。

s-01-3定植完了

特に①については、これにより4本仕立てのし易さ、また収量にも影響してくるとのことで、大事なことのようです。残念ながら、社長(仮)が定植したナスの苗は、どれも第一花房がついていない状態でしたので①は実施できませんでしたが…(-_-;)

この後、更に紙テープを使って誘引をします。誘引は、上穴の真上に畝の端から端まで真っ直ぐ引っ張られたビニールテープに対して行います。(見えにくいですが、紙テープは水色の帯状のもののことです)

s-02-2誘引状態

数が多い時には、一本一本に仮支柱を立てると大変なのでこういう方法を取る、というのは聞いたことがありましたが、実際に目にするのは初めてです。因みに、こちらが誘引用の紙テープを巻き付ける機械です。

s-02-1誘引機械

紙テープとホチキスが一体になったような機械で、誘引が片手で簡単に出来るようになっています。なお、この紙テープは時間が経つと土に還る素材ということで、安心して使うことが出来ます!(流石にホチキスの針は残るそうですが…)

最後に、着果促進用のホルモン剤を、第一花房に噴霧しました。

s-03-1ホルモン剤

社長(仮)はまだ半分勉強なのでホルモン剤系は使っていませんが、ナスの専業農家の方はこういうものを使って早い時期から収穫が出来るようにするようです。ホルモン剤は、花以外にはかからないよう、手でガードしながら行います。

s-03-2ホルモン剤散布

噴霧をしたかしてないかを区別するため(まだ全部花は咲いていません)、食紅をたっぷり混ぜており、そのため殺人してきたみたいに手が真っ赤になりました(^_^;) 子供には、「イチゴの摘みすぎ」と言って誤魔化しておきましたが(^_^;)

ということで、今後も苗の成長に合わせて行う各種処理について、勉強させて頂く予定です!(社長(仮)の圃場でも、まずは誘引用の鉄パイプの支柱を準備しないといけません。)

ついでと言ってはなんですが、この方は別にスナップエンドウの栽培もされておられました。先日、そのスナップエンドウの取り放題を体験(?)させて頂いたんですが、管理せずに作った社長(仮)のエンドウとは出来と収量が全然違います!(^_^;)

s-04-2圃場のエンドウ

ここでしっかり、家族4人でもぎたい放題させて頂きました。(下の写真は、一心不乱にエンドウを取っていたために疲れて休んでる嫁さんです。)

s-04-1エンドウ圃場

代わりに、社長(仮)の農場からイチゴをたっぷりとお裾分けしましたが、それより遙かに大量に頂いてしまいました(^O^)

s-image

このエンドウは、料理の得意な嫁さんが色々なものに美味しく調理してくれました(^_^)b

さて、最後の蛇足ですが、引っ越してからの写真の撮影枚数が本日10000枚を超えてしまいました!(^0^;) 実際には成育の記録とかで大量に撮影したりとか、家族で遊んだときのものもあったりはしますが、あっという間の10000枚にちょっとびっくりです!(^_^;)